中学・高校の各教科紹介

中学・高校の各教科紹介

高校各教科の取り組み

英語

4技能をバランスよく、身に着けることが目標です。日々の授業を通して4技能の基礎をしっかり学び、英検などの外部検定試験にも挑戦します。放課後講習や夏期講習などでは、基礎をしっかり学ぶ講座から、難しい長文読解の講座、英検の級別の講座など、自分のレベル、目的にあった講座が受講できます。
ネイティブスピーカーは常時6名いて、授業以外でも様々なサポートをしてくれます。質問に答えてくれたり、英検の2次試験対策をしてくれたり...と、とても身近な存在です。年に1回開催される校内スピーチコンテストでは、原稿の添削、発表の練習、そして審査にまで関わってくれます。様々な活動を通し、オールラウンドな力を身に着け、大学受験、そしてその先の未来で役立つ力をつけていきます。

英語

国語

今、自己内外に対する鋭い批評精神を持ち、自ら社会に発信して行く人が求められています。確かな知識と深い教養に支えられた論理的な思考力と柔軟な発想力、そして自分の言葉で表現する力の育成が国語科の使命です。
2年までには、基本的な文章読解力・古典文法を修得し、3年からは、大学入試を見すえ、演習の時間で実践的な内容に入っていきます。また記述問題・小論文の添削を通して、書く力の錬成を実践していきます。

国語

数学

確かな学力を身につけるために

  • クラス、進度、習熟度に合わせた分割授業によって、効果的に学力を高めることができます。
  • 電子黒板を効果的に活用して、空間図形や軌跡といった図形分野でイメージしながら理解することに繋げています。
  • 小テストなどによって既習内容の定着を促し、理解できないままで授業が進んでしまうことのないように工夫しています。

より能動的に学習するために

  • 生徒同士が協力して問題を解決する活動(グループワーク)を多く取り入れ、授業を「受ける」のではなく、「参加する」姿勢を身につけます。
  • 自由に取り組めるプリント教材を準備し、主体的に弱点単元の克服を目指すよう指導しています。
  • 演習の授業では、解答できた生徒が他の生徒の前で説明し、その場で別解や質問などの質疑応答を行なうことで、より一層理解を深めて解決力を高めます。
数学

理科

『自分自身で発見し、解決する力を養う』

科学的な視点のもと、論理的に思考する力の養成を目標としています。そのためには、科学的な知識はもちろんのことですが、理科以外の様々な力が必要となります。例えば、数学の計算力や、国語の読解力、文章力、表現力などです。したがって、理科はどれも暗記だけの科目ではありません。理科は、自然界のあらゆる事象を論理的に解読する学問です。その観点に立ち、実験・観察を通して考えること、表現することを大切にして授業を展開していきます。このことは、理科の授業のみならず、他の教科の学習にも重要な視点であり、さらには、社会へ出たときにも必要とされる力だと考えています。

理科

地歴・公民

1年では世界史の視点から、日本史も含めた20~21世紀の近現代史を学びます。時々刻々移り変わる世界で起きている事件や紛争・戦争の根には近現代史上の対立や軋轢の積み重ねが大きく影響しており、そこに皆さん自身が、問題解決の糸口を見いだすことができるかもしれません。
現代社会では、現代に生きる高校生が近い将来に直面する社会問題について正しく理解し、その知識を使って考える力を身につけます。世の中にあふれる大量の情報の中から必要なものを正しく選ぶ能力は、やがて来る選挙権の行使にも重要な能力ですので、そのことも視野に入れて学習します。1年で「近現代史」「現代社会」を必修で学習し、2年では「日本史」「世界史」「地理」「政治経済」から、3年では「日本史」「世界史」「地理」「政治経済」「倫理」から選択します。高校生になると大学受験を意識して学習をすることになりますが、まず1年では現在に至る世界や日本の歴史・課題について学習して視野を広げます。2年以降は自分の進路にあわせた科目を選択し、3年で豊富な演習を通して実力をつけていきます。

地歴・公民

音楽

音楽

音楽の授業では、一番に表現力を身につけることに重点を置いています。音楽での表現は器楽と声楽の大きな二つの柱を軸に取り組んでいます。器楽ではリコーダー、トーンチャイムといった楽器を使用し、アンサンブルを中心に、個人からグループでの表現力を学んでいきます。音楽を利用し他とどのように連携を取っていくのかを体験し、表現の大切さを身につけていきます。
また声楽では原曲の原語を大切にし、英語歌曲は英語で、フランス歌曲はフランス語で、イタリア歌曲はイタリア語と多言語で歌っていきます。日本語では恥ずかしく言葉に出来ない内容でも原語では気持ちを込めて歌えるそのことが音楽での表現力をより高めていくことに繋がっていきます。
音楽を聞いて美しいと感じたり、美しいものや、よりよいものにあこがれ、それを求めていこうとする豊かな心。音楽を通した様々な活動は、主体的に学ぶ力を育てていきます。

美術

美術

美術の特徴としては、基礎の部分を一人ひとり丁寧に指導するということを心がけています。課題は進級するにつれ難易度を上げていき、徐々にステップアップしていけるような課題にしています。他人の良さに気づける感性を持った人間、人の気持ちがわかる人間を育てたいと考えて指導しています。自分の良さだけではなく、友達のいいところなどに気づきやすい課題を考えており、作品ができた段階でお互いに評価したりもしています。学校のいろいろな場所で、同じクラスの作品だけではなく、先輩の作品もたくさん展示しており、来年の課題がイメージできるようにしています。作品のうまい下手というよりも、感性の部分を大事にしたいと思っています。

書道

書道

1年では古典臨書を中心に筆使いの基礎基本をしっかり学び、2・3年では創作を主に行います。うちわやカレンダー、刻字、蒔絵など、生徒が楽しく取り組めるよう、様々な表現形式を用いて、創作活動を行っています。作品を制作する際は、生徒が自分自身の心に響く言葉や語句を選び、自由な発想で表現します。自分の思いを込めて書いた作品は生き生きとして味わい深いものになり、生徒の満足感も大きいようです。感動した言葉を書作品として表現する楽しさや喜びを味わい、書道を愛好すると共に心を豊かにしてほしいと思います。週に2時間だけですが、自由に楽しく自分を表現できる時間はとても大切だと思っています。

家庭

家庭

家庭基礎では自立して生活していくために必要な基本的・基礎的知識と技術の習得を目指します。生まれてから一生を終えるまで、わたしたちは多くの人とかかわりながら、数えきれないほどの食事をし、家や衣服を手に入れて整え、生活します。乳幼児期から高齢期までのライフステージ毎に、他者への関わり方や自分自身の生き方を考え、変化する社会に対応しながら、生活を豊かに送る力の基盤を作ります。

保健体育

保健体育

体育では、様々な種目のスポーツを行います。バレーボールやバスケットボール、サッカーなどの球技やハードルなどの陸上競技、生涯を通じて運動を楽しむという観点から水泳やテニス、バトミントン、卓球などの種目も実施します。また、表現力や創造力を養うダンスは、基礎から、グループでの作品創りまで行います。
保健の授業では、現代社会に必要とされるグローバルな視点や力を養うべく実践的な内容に組み替えて行っています。中でも応急手当は身近なケガや病気に対する理解や手当から、心肺蘇生に関わる実習までを厚く実施し、命の大切さや社会の中での自分の役割を考えていきます。また、学校で推進しているD.D.P(ディベート、ディスカッション、プレゼンテーション)を授業に取り入れ、身近な問題や時事問題をテーマに効果的なプレゼンテーションの実践や他人の意見を聞いた上で他人を説得する論理を組み立てる事も学びます。

情報

情報

この教科はコンピューター技術だけを学ぶのではなく、情報収集・情報整理・情報発信など情報活用の実践力を育成する教科です。プレゼンテーションの技術を学び実習するだけでなく、同時に情報社会の一員としてのルールやマナー(著作権・有害情報・個人情報の保護など)も身につけます。

小論文の作成を通じて、「自分なりの視点」を育む

小論文の授業では、各教科で学ぶ知識を基にして説明文や論文などの主旨を理解するとともに、その上で自分なりの意見や感想を適切な文章にして客観的に表現するということを学習のねらいとしています。ディスカッションを通じ、他者の視点も学びつつ、理解力、論理的思考力、文章表現力などから成る「総合的な学力」を養成します。
日常生活の中から生まれた問題意識をちょっと外側に向けた瞬間、広い「世界」が見えてくる。そして、自分自身の言葉で発信することにより、「私の論点」が生まれる。生徒が自分自身で世界を見つめ、切り開く手助けをしたいと思っています。特に、AIやロボットなど時代の変化に関するテーマにも迅速に対応しています。

小論文の作成を通じて、「自分なりの視点」を育む