1日の流れ・制服紹介

1日の流れ・制服紹介

1日の流れ

8:15

登校

最寄り駅は大塚駅と巣鴨駅。東京都の他、埼玉県・千葉県・神奈川県から通学する生徒も多くいます。

自彊術体操

学校に着いたら体操服に着替えて伝統の自彊術体操を全員で行います。創立以来続く自彊術体操は「自彊不息(じきょうやまず):常に自分を鍛え続ける」という理念から生まれたものです。身体全体の調子を整え、健康づくりを基本とする考えに基づいてつくられた体操。心身のリフレッシュはもちろん、コツコツと続けることの大切さを学びます。

8:45→12:15

午前の授業

午前は45分間の授業が4コマあります。
中学では1学年6クラスあり、毎年クラス替えを行います。
1年・2年の新学期は3日に一回席替えをして、交友関係を広げます。

12:15→13:00

昼休み

お待ちかねのランチタイム。
持参したお弁当の他、カフェテリアでランチを食べることもできます。
日替わりメニューや丼物、麺類など種類豊富!
カフェテリアではお弁当やパン、アイスクリームなども販売しています。

13:00→
14:40(6時限)
15:35(7時限)

午後の授業

午後は45分間の授業が2~3コマあります。
クラスや進度、習熟度に合わせた分割授業を行っています。

15:35

HR・終礼

HRでは先生や生徒からの連絡事項が伝えられます。
終了後、掃除当番が掃除を行います。
終礼テストで1日の学習を振り返ります。疑問点はその日のうちに解決!

16:30(平日)
14:00(土曜)

放課後(下校時間)

放課後講習や委員会活動、部活動など放課後の予定は生徒一人ひとり違います。
限られた時間の中、一生懸命取り組んで力をつけます。

下校時刻 18:00(4~10月)/17:30(11~3月)

制服紹介

十文字の制服は伝統的なセーラー服

学生らしい清潔さを意識し、十文字生にふさわしい品位を保ち着こなすことを心がけています。
夏服は半袖と長袖から選択でき、冬にはセーターやカーディガンを合わせることができます。

夏服

白を基調としたセーラー服で、清潔感のある装い。暑い夏は半袖で爽やかな着こなしに。

夏服

春や秋口にもぴったりの長袖の夏服。気候やその日の気分に合わせて、制服を満喫できます。

冬服

冬はシックな紺色のセーラー服。寒い日も魅力たっぷりの制服で元気に登校しましょう。

生徒たちが十文字の誇りとして最も大切にしている制服に対して、「スカートの他に選択肢があってもよいのではないか」という生徒の疑問をきっかけに、2021年度中学中央委員が中心となり、制服パンツスタイル導入に向けて話し合いを重ねてきました。パンツスタイルについてさまざまな調査を重ねると共にアンケートを実施し、「生徒自身の意志で選択できる」「十文字の伝統を残す」「多様性」の3つの柱を体現したパンツスタイルが実現しました。

制服パンツスタイルの導入

パンツスタイル

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TOPICS

十文字が示す多様性の形 ─生徒主導で進んだ「パンツスタイルの制服」導入─

十文字中学・高等学校の制服は、従来、セーラー服にスカートを合わせるのが基本で、生徒達もその制服が大好きで、誇りと愛着を持っています。そんな十文字の制服に、2023年度春から変化がありました。セーラー服にスラックスを合わせることもできるようになったのです。そのきっかけは、中学2年生だったひとりの生徒(Mさん)の「スカート以外にも選択肢があってもいいのでは?」という提案がきっかけでした。

Mさんは中学2年生になったとき、通学用靴(ローファー)を自由化できないかと考えました。新しいローファーを履いたときの靴擦れに悩んでいたからです。そして彼女は、それを訴え、中学本部会の委員に立候補して副中央委員長に選出されました。でも、みんながバラバラの靴を履くようになると統一性がとれず、制服の品位を保てません。せっかくの提案でしたが、靴の自由化は実現することはできませんでした。

翌年、中央委員会委員長となったMさんは、中央委員会の先輩たちとも話し合って新たな提案をします。

「スカートの他に選択肢があってもよいのではないか」と--。

それをきっかけに、2021年度の中学中央委員が中心となり、制服パンツスタイル導入に向けての話し合いが重ねられることとなりました。利便性や防寒対策なども考えて自分たちでデザインを練り、学園の制服をつくってくださっている「PARIS」にも相談しました。また、パンツスタイルについてさまざまな調査を重ねると共にアンケートも実施しました。

そしてついに、十文字学園の制服にパンツスタイルも導入されることになったのです。

Mさんはこう振り返ります。

「中央委員会の委員のみんなや顧問の先生の後押しもありました。また、母は『変えたいことがあれば、自分から声を上げてみれば』と背中を押してくれました。この経験は私にとってとても貴重な体験になったと思います。

パンツスタイルの制服導入は、「生徒自身の意志で選択できる」「十文字の伝統を残す」「多様性」の3つの柱を体現したものでした。

時代が様々に変化していく今、十文字生は自らの提案でよりよい未来をつくり上げようとしています。これこそ、十文字中学・高等学校の伝統なのです。