教育の特色 04
十文字が取り組む社会との共創

学校法人十文字学園 十文字中学・高等学校(東京都豊島区、校長:横尾康治)は、相互の教育に関する連携を通じて学習意欲や進路意識を高めるとともに、相互の教育内容の理解と教育体制の活性化を図ることを目的として、東洋大学(東京都文京区、学長:矢口悦子)と、高大連携に関する協定を2024年7月2日に締結しました。矢口学長は『大学の魅力を体感できるようなプログラムを用意していきます。』と述べ、横尾校長は『東洋大学を志願する生徒が多く、協定を締結できたことはとても嬉しいです。』と話し、一層の交流・連携の推進を図りながら両校の教育を活性化していくことを約束しました。

学校法人十文字学園 十文字中学・高等学校(東京都豊島区、校長:横尾康治 以下、本校)は、相互の教育の質向上を目的として、順天堂大学(東京都文京区、学長:代田浩之)と、高大連携に関する協定を2024年6月18日(火)に締結しました。本校は卒業生の9割近くが4年制大学に進学しますが、系統を見ると医療系を含めた理工学系も大きな割合を占めています。医療を始めとした健康分野を、国際的な視野を持ち様々な角度から追究している順天堂大学との交流事業を通じて、将来の目標や希望を叶えるための発見を得て探究への動機付けとなることが期待されます。

学校法人十文字学園 十文字中学・高等学校(東京都豊島区、校長:横尾康治 以下、本校)は、相互の教育の質向上を目的として、日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)と、高大連携に関する協定を2024年6月7日(金)に締結しました。今回の協定では、交流と連携を通じて本校の高等学校の生徒の大学進学に関する意識と学習意欲を高め、日本女子大学の求める学生像や教育内容への理解を深めることで、本校および日本女子大学の教育の質の向上と活性化を目指しています。

学校法人十文字学園 十文字中学・高等学校(東京都豊島区、校長:横尾康治 以下、本校)は、相互の教育の質向上を目的として、成城大学(東京都世田谷区、学長:杉本義行)と、高大連携に関する協定を2024年4月26日(金)に締結しました。今回の協定では、交流と連携を通じて本校の高等学校の生徒の大学進学に関する意識と学習意欲を高め、成城大学の求める学生像や教育内容への理解を深めることで、本校および成城大学の教育の質の向上と活性化を目指しています。

2023年12月19日(火)、台湾にある實踐大學と本校は、教育・研究交流の拡大を目的とし、教育に関する協定式を行いました。協定式には、實踐大學から郭壽旺 副学長が参加されました。中高生たちに台湾についてもっと知って欲しい、日本と台湾のみならず世界をつなぐ良い架け橋になって欲しいと述べられました。 今回の協定により、生徒の英語能力向上を支援するセンターを通じてバイリンガル教員を受け入れ、教育・研究分野における交流も行う予定です。さらに、探究学習にデジタル学習プラットフォームを使用し、探究学習の共同実施や生徒や職員の交流を活発化させ、グループワークやプロジェクトなどでの協働学習体験を通して国際コミュニケーション能力の強化を図ることを目指します。

2023年12月7日(木)、台湾にある国立嘉義女子高級中学(=高校)と友好校の協定を締結しました。国立嘉義女子高級中学も十文字も、共に1922年創立で100年の歴史を持つ女子校であると共に、両校の目指す取り組みや考えが共通し、共に女性活躍に向けた教育を目指していることから、今回の締結に至りました。今後、学術だけではなく、スポーツ、さらに研修旅行、ホームステイ等を通じて、互いに交流を深めていくことを目指しています。今回の協定には、台北駐日経済文化代表処 教育部 黄冠超部長も臨席され、十文字の校訓「自彊不息」と嘉義女子の校訓「日新又新」が100年の歴史を経て一つの言葉になり、両校が一丸となり共通の目標に向かって努力し続ける事が更なる教育理念を高めることができるとの祝辞を述べられました。

人や社会に優しく、思いやりを持って世の中を動かす人となるには、多様な価値観を吸収することが大切です。十文字では『学校の枠を超えた学び』として、多種多様な企業や機関との連携による活動の場を設けています。こうした特別な学びに触れた経験は、社会に出てからも生徒の活躍を支えてくれるに違いありません。
[企業・諸機関による連携]
- NEC見学
- 春休み医療体験
- 経済同友会主催「第12回教育フォーラム」
- 放射線医学総合研究所「放射線医学・生物学を学ぶ」

2021年度より東京薬科大学と高大連携協定を締結しています。この連携協定は、生徒たちの将来の夢実現に向けて、東京薬科大学との間で薬学や生命科学の分野で積極的に協力体制をつくっていくものです。具体的には、出張実験講座や講演会の実施、大学での実験実習や論文作成指導などを含み、中学生も参加することができます。

グローバルな課題に取り組むためにも、まずは学校がある大塚や巣鴨について知り、課題を解決し、地域を盛り上げるための活動を行っています。その取り組みの1つとして、自己発信コースの生徒が#Clean Up Otsuka(大塚駅周辺の清掃活動)に参加しました。生徒たちは大塚駅周辺を清掃しながら、地域の皆さま・地元企業の方々と交流を深めました。
また、この活動を主催する地元企業の山口不動産・武藤社長とのワークショップを開催。「豊島区の大塚をどう盛り上げていくか」といった再開発への想いはもちろん、「どうすれば人の心に響くプレゼンができるか」といったビジネス志向のプロセスについて学ぶ機会をいただきました。生徒からは、「周りを巻き込む方法はないか?」「どうすればオリジナリティを出せるか?」等、自己発信コースならではの意識を持った質問が多く出ました。
豊島区の中で育まれてきた十文字の伝統を大切に、これからも地域の皆さまとともに色々な活動に参加し、成長していきます。

自己発信コースの高校1年と有志生徒が、「2022 Xmas SDGs Event~おにぎりは豊島区を救うプロジェクト」に参加しました。このイベントは、地元企業と十文字生が、豊島区近郊に住む親子とウクライナ避難民の方々をご招待し、異文化交流を通じて笑顔になってもらいたいと企画されたもの。さまざまな機会を通じて地域の方々とも交流を広げています。

中学3年では探究学習の一貫として「地域創生アイディアを考えよう!」をテーマに、自分が大切にしたいと想う街を選び、その街の魅力や課題について調べ、さらに課題解決×魅力発信となるようなアイディアを考え、1人1枚のポスターにまとめて発表しています。
発表タイトル例
「糸魚川を持続可能な
魅力ある街に」
「空き家の活用で
足立区の魅力UP!」