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第77回 中学卒業式を行いました
3月22日(金)、中学卒業式が行われました。
明るい日差しの中、在校生や保護者の方々に見守られ、中学3年生が巣立っていきました。
▼中学3年学年主任からのメッセージを掲載いたします。
入学から3年が経ち、ついに卒業の日を迎えました。
入学式の日に、この日のことを想像していた人はいますか。
今、入学式の頃の自分の姿を思い出せますか。
真新しい制服に包まれ、喜びと緊張の混じった皆さんが印象的でした。
ただコロナの影響は色濃く、マスクと検温、パーティションに囲まれての前向きの食事が当たり前の生活だったことで、学校になじむには時間が必要だったように感じられました。
それでも皆さんは何とか1年生の1学期を過ごし、2学期にはようやくできた見学会で、土砂降りの巣鴨・大塚を一生懸命歩いていました。
2年生の遠足で行った箱根でも雨は遠慮なく皆さんを待っていましたが、それでも芦ノ湖を楽しむ皆さんの力強さは、とても頼もしかったです。
今は桐輝祭となった体育祭・文化祭も含め、多くの人が陰に陽に動いている姿が、私はとても好きです。
「仲間と思い切り楽しむ人」「縁の下の力持ちになる人」「一人で楽しみを見いだす人」・・・
それぞれに活動的であることをとても嬉しく思っていました。
3年生になって行った鎌倉はやっぱり雨でしたが、京都・奈良の修学旅行だけはほぼ晴れました。
そして、修学旅行に限らず、たくさんの行事に行動に制限がなくなったことが何よりも嬉しいことでした。
声を出しても良い、笑っても良い、そうした生活が戻って来つつあることに幸せを感じます。
本日はコロナ前と同じく、2年生の皆さんにも参列していただける卒業式になりました。こんなに幸せなことはありません。
3年という長いようでいて短い旅の終わりに安堵しつつ、一人一人の未来がさらに明るいものであることを祈念致します。