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2022/12/03
JUMONJINOW
授業
高1 保健体育 妊婦体験授業
12月2日(金)、高校1年生の保健体育で、妊婦体験授業を実施しました。
実際に妊婦さんの重さを感じられるジャケットを着用し、
①重たいもの(5㎏の水が入ったボトル)を持つ
②ホワイトボードの下をくぐる
③ペンを拾う
④階段を上り下りする
以上の4点を連続して行えるのか、グループごとに役割を変えてチャレンジしました。
母親役の生徒には父親役の生徒が付き、どちらの立場も体験します。
また、新生児の重さの人形を抱いたり、服を着替えさせたりする体験も行いました。
「実際の赤ちゃんは動くから、着替えさせるのはもっと大変」という教員の言葉に、生徒もはっとしていました。
生徒たちは、
「階段を上るとき、お腹がつかえて上りづらかった。」「しゃがむ動作が大変だった。常に足元が見えないのが怖かった。」といった動作に関することや、
「人によって、重かったと言っている人もいたし、想像より軽かったと言っている人もいた。」「意外と走ることができたが、これが毎日続くとそんなこともできなくなるのかと思った。」といった感想を述べていました。
また、「自分たちが体験した重さでの生活を母がしていたと思うと、今まで以上に尊敬の気持ちが芽生えた。」「駅で妊婦さんを見かけるが、毎日この重さに耐えて動いているんだなと思った。」など、人を思いやる感想も多くありました。
中には「父親役になると、何をすればいいのかわからなくなってしまった。」というコメントもあり、様々な立場の方に対して想像力を働かせることが必要だと気付くきっかけになったようです。