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2025/07/18   JUMONJINOW 授業

【高2】一人ひとりが政治と向き合う 有権者教育

7月10日(木)、高校2年生の自己発信コースのクラスでは、有権者教育の一環として、参議院議員選挙をテーマにした授業を行いました。

この授業では、生徒一人ひとりが自分にとっての「レジェンド選挙」を一つ選び、その選挙の概要や国政への影響、有権者の動き等を個人で調査・考察し、その成果をポスターにまとめて発表しました。

生徒が注目した選挙は多岐にわたり、政権交代に関わる年の選挙を選んだ生徒もいれば、阪神淡路大震災の時期に影響のあった年の選挙に焦点を当てた生徒もいました。政党の動きや社会情勢との繋がりに目を向け、自分なりの視点で掘り下げて考える姿が印象的でした。

さらに、候補者の政策や考え方との「一致度」が分かるボートマッチサイトを活用し、自分の価値観に近い政党や候補者を調べる授業も行いました。政策の違いを客観的に比較する中で、多様な考え方や視点があることに気づき、政治や選挙をより具体的にイメージするきっかけとなりました。

授業の最後には、模擬投票を実施。投票用紙の記入や投票箱への投函など、実際の流れを体験しました。これにより、生徒たちは選挙制度そのものについても具体的な理解を深めることができました。

これらを通して、生徒たちは自分の意見を持ち、判断することの大切さを改めて実感することができるとともに、政治に対する関心や理解を深める、実践的な学びとなりました。