中学校の教育内容

中学校の教育内容

それぞれの学年にあった学びで、可能性を切り拓く

これからの人生の土台となる3年間の中学校生活。
基礎づくりから応用力の育成まで、
自分らしい未来を描くためにステップアップできる環境が十文字にはあります。
仲間と共に学び、数々の経験を重ねて、一人の人間として大きく成長しましょう。

各学年の学び

中学1年生

学ぶ楽しさを知る×視野を広げる

中高6年間での学びを実りあるものにするために、中学1年生では学ぶ楽しさを知り、学習習慣を確立します。習熟度別や少人数授業・個別最適化授業で、生徒一人ひとりのレベルに合った授業を展開。5教科のバランスを重視したカリキュラムで、基礎学力の定着を図ります。
中学校に入学すると、これまで知らなかった新しい世界との出会いの連続があります。新たに出会う仲間や先生、そして十文字ならではの多彩なプログラムや行事、クラブ活動が自分の視野を広げます。中学1年間で新たな世界を知り、自分の興味関心の広がりを実感しましょう。

カリキュラム

1年生
国語 6(書写1) 美術 2
社会 4 英語 7
数学 5 技術・家庭 2
理科 4 道徳 1
保健体育 3 学活 1
音楽 2
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十文字の学び

Pepperでプログラミング!

Pepperでプログラミング!

私たちの身のまわりには、答えがなく複雑に要因が絡み合いすぐに解決できない問題や地球規模の社会問題がいくつもあります。その課題に関心を持ち、人間とロボットの関係性を考えて、Pepperでのプログラミングによる問題解決に取り組みます。本校では、『Pepper社会貢献プログラム2』に参加して、中学1年生の総合学習として、Pepperを使ったプログラミング学習を行っています。たとえば、「Pepperによる学校紹介」・「Pepperとの会話(世界の国編)」などです。
今後は、生徒自ら発見した社会課題を、Pepperを活用したクリエイティブな発想で解決することを目指していきます。

身をきたへワーク(校長特別授業)

身をきたへワーク(校長特別授業)

「身をきたへワーク」は、建学の精神の理解を深め、共感し、行動することを目的とした校長特別授業です。最初のワークは入学前の「あなたが、〈幸せ〉と感じるのはどんなときですか。なぜそう考えるのか、その理由も書いてください。」というクエスチョン。幸せについてじっくり考えることを体験し、そこから人と人との結びつきや価値観の多様性など、順を追って体験できるようにプログラムしています。ワークを通して身につける「考える力」は十文字での学びの土台となり、勉強や部活、行事、ボランティア活動など、さまざまな場面で活きています。この学びは生きる力の土台にもなっています。

中学2年生

関心を深める×実践につなげる

「好き」や「もっと知りたい」という感情が、学びの原動力です。十文字では生徒の学ぶ意欲を尊重します。さまざまな学びの機会を通じて広がった視野をもとに、興味のあることを追究し、熱中する楽しさを味わいましょう。何かに没頭した時間は、これからの人生でかけがえのない経験になるはずです。
勉強して得た知識を実践に活かすことで、より理解が深まります。考えたことや学んだことを実行する挑戦力を育む1年間に。失敗を恐れずに挑戦をして、自分だけの学びを手に入れましょう。

カリキュラム

2年生
国語 5 美術 1
社会 5 英語 7
数学 6 技術・家庭 2
理科 4 道徳 1
保健体育 3 学活 1
音楽 2
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student's voice 新3年生 S.Sさん

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十文字の学び

言葉を磨き、豊かな感性と高い知性を育む

言葉を磨き、豊かな感性と高い知性を育む

言葉は、単なる記号ではなく、本人の内面世界を映し出す鏡です。広い視野と柔軟な感性を持ちつつ自分の世界観を確立し、自らの言葉で語る。そんな生徒を育てるため、知識の習得からアウトプットまで、体系的に実践しています。本校のオリジナル教材である「表現の楽しみ」を活用しながら、読解力と表現力を段階的に学習します。また、図書館やChromebookを活用し、テーマや背景について知識を深めた上で、グループワークを通じて他者の価値観を理解し、最終的にはレポートや創作という形で自己表現をします。読書指導にも力を入れ、小説、紀行文、新書など、幅広い分野の作品に親しんでいます。言語活動を通して、「自ら考える」生徒を育成する教育を目指しています。

企業インターン型探究(コーポレートアクセス)

企業インターン型探究(コーポレートアクセス)

2023年度より株式会社教育と探求社が提供する、コーポレートアクセス(授業の中で企業活動や社会を題材に学ぶ、次世代型のキャリア教育プログラム)を導入します。この目的は、①企業を題材に社会の仕組みや働く意義を学ぶ②主体的な姿勢と協働する力を育む③不確実性の高い社会を生きる基盤をつくるです。生徒は複数のチームに分かれ、実在する企業のインターンシップを体験。次にその会社に関わる調査やフィールドワークを通し、企業の課題に取り組みます。そして、その課題を解決する企画を考え、提案をしていきます。正解のない課題に、仲間と協働しながら新たな価値を創造していくとともに、社会への関心を広げ、深めていくことを期待しています。

中学3年生

将来に向けて応用力を身に付ける×学びを発信する

中学高校6年間の折り返し地点である中学3年生。なりたい未来の自分に向けて、さらなる応用力を身に付けます。中学校2年間で培った基礎学力を礎に、「わかる」から「できる」を可能にする教育で、高校での学びへの橋渡しをスムーズにします。
社会を生き抜く上で、自分の考えや意見、調べたことを人に伝える力は不可欠です。中学3年生では、自ら調べたことを発信し、さらに理解を深めることを目指します。人に分かりやすく伝えるためにはどう表現すればよいのかを工夫し、発信力を鍛えます。

カリキュラム

3年生
国語 6 美術 2
社会 5 英語 7
数学 6 技術・家庭 2
理科 4 道徳 1
保健体育 3 学活 1
音楽 1
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student's voice 新4年生 S.Mさん

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十文字の学び

オーストラリア海外研修

オーストラリア海外研修

国際的な視野を広げるプログラムの1つが中学3年次に行う海外研修です。約10日間、オーストラリアのブリスベン周辺の家庭にホームステイをしながら、現地の学校で学ぶこの研修には、希望制にも関わらず学年の約9割の生徒が参加します。そしてこの研修に刺激を受け、さらなる挑戦をする生徒も。意欲的な生徒の海外留学等を支援するため、2週間のホームステイ、3ヶ月のターム留学、1年間の留学など、豊富な海外留学プログラムを用意しています。参加した生徒は、オーストラリアの提携校やアメリカで学びを深め、帰国後英検準1級取得などの成果を出しています。


数学ポスターセッション

数学ポスターセッション

中学3年の数学で行われるポスターセッション。2022年度のお題は「身近な疑問!データで解明!」でした。生徒たちは事前の授業で、「1日のスマホの利用時間と視力に関係はあるのか?」「足が大きい人は身長も高いのか?」「部活の日数と成績は関係あるのか?」など、中学生ならではの目線でグループごとにテーマを設定、解析を行ってきました。そして当日は、同級生や先生に向けて発表。聞く側もどんな質問をしようか?と、お互いのことを考えながら発信をしていました。ポスター作成では、データを集めるために企業のホームページを参考にしたり、十文字生にアンケートをとったり、データ解析の手法を研究するなど、さまざまな方法を利用していました。

高校でのステップアップした学び

中学で培った力をバネに、未来に向けて一歩踏み出す

新たな仲間と出会い、自己を知り、何かに熱中する楽しさを味わった中学3年間。そこで培った力をバネに、高校ではよりステップアップした学びを得ます。社会の一員としての自覚を強め、なりたい未来の自分を実現するために人間性を高めましょう。

リーダーシップを発揮

中学生までとは異なり、集団を引っ張る存在として、高校ではよりリーダーシップを発揮します。部活動や生徒会活動などで役割を果たし、自分のことだけでなく、周囲や組織のことを考えられる視野の広さや責任感を育みます。

具体的な取り組み

  • 立会演説会
  • 生徒大会
  • スピーチコンテスト
  • 企業や地域を対象としたプレゼンテーション

社会とのつながり

自分の社会の中の位置づけをより具体的に考えるために、学外連携による学びを通じて、社会の仕組みを理解します。卒業後、社会で活躍できる女性になるために、社会を知り、自分がどう関われるかを考え、実現したい未来を思い描きます。

具体的な取り組み

  • 高大連携特別授業
  • 科学者の卵養成講座
  • 全国高校教育模擬国連大会
  • 量子研、理研訪問
高校の教育内容はこちら

各教科の特色

英語

自分の思い描く未来に世界地図を広げよう

文化や言語の壁を越え、世界中の人とつながってほしい、そして自分の思い描く未来に、日本地図だけでなく、世界地図を描いてほしい。そんな想いを込めて、私たちは日々授業を行っています。週4時間の英語の授業ではクラス2分割の少人数クラスで、丁寧な指導、こまめな小テストや日々の課題を通して基礎力を固めていきます。レベルや目的にあった放課後講習や補習を受けることもできます。そして同時に、発信力育成に力を入れた英語演習や英会話の授業の中で、英語を実際に使う喜びや楽しさを肌で感じていきます。楽しみながら英語の4技能の基礎を身につけることが目標です。そして高校、大学、社会へとつながる英語力を育みます。

発信力育成プログラム

  • ネイティブ英作文添削
  • オンライン英会話
  • Show & Tell 発表会
  • 英語プレゼンコンテスト
  • 音読録音トレーニング(RepeaTalk)

マルチカルチャー体験プログラム

  • イースターエッグ作り体験
  • ハロウィンカード作り体験
  • 川崎ローズブーケ作り体験
  • オーストラリア語学研修

協働学習プログラム

  • 洋書翻訳プロジェクト
  • 英語ミュージカル(有志)
  • 洋書を使った Story Telling

※過去の例です。年によってプログラムの内容は異なります。

英語

数学

数学的思考力・確かな学力を身につけるために

確かな学力を身につけるために、クラス・進度・習熟度に合わせた分割授業によって、効果的に学力を高めます。さらに数学に親しむために、数学に関する体験型展示施設(東京理科大学数学体験館、リスーピア)の見学会を実施。また、専門家を招いた数学講演会も行っています。体験型・課題解決型授業を多く取り入れることで生きた知識を育み、学習意欲を高め、より能動的に学習する生徒を育成します。

[ 数学の6年間の学び ]

Ⅰ期(1年・2年)

6年間の基礎となる計算力と思考力を身につけるとともに、数学の楽しさや魅力に触れる。

Ⅱ期(3年・4年)

3年次から高校の内容をじっくりと深く扱い、「わかる」から「解ける」へとステップアップする。

Ⅲ期(5年・6年)

多様な視点から問題にトライする姿勢と、考え方を正しく伝える表現力を養う。

数学

国語

他者の考えを理解し、意見を的確に表現する力を養う

生徒一人ひとりが豊かな語彙力を持ち、他者の考えを理解し、自分の意見を的確に表現する力を養える授業を行っています。授業や読書を通じ、書く機会を多く設けるとともに、学習メソッド「論理エンジン」なども取り入れ、正確に読み取り、書く力を育てます。また成長段階に合わせた良書を定期的に選び、読書指導を行っています。新聞のコラムを読んで要旨をまとめたり、グループディスカッションを行うなど、さまざまな考え方を理解し、自分の考えを言葉で表現する機会も多く設けています。さらに、 詩・短歌・俳句・紀行文等を創作・発表することで、豊かな感性を育むように努めています。
古典は、基礎的な力をしっかり身につけられるよう、中3から独立した授業を行っています。単に内容を読解するのではなく、古典を身近なものとして親しみを持つことが力を伸ばす鍵と考え、古典作品の趣きを意識した創作を行ったり、グループ学習を行うなど、古典の「心」を楽しめるような授業を心がけています。

国語

理科

自分自身で発見し、解決する力を養う

日常生活や学校生活の中で見つけた「なぜ?」という自然科学の疑問に対し、生徒自身の力でその疑問を解決するための考え方や方法を身につけていきます。特に中学では、 実物から学ぶことを大切に、実験・観察を通して自然科学の基礎基本の定着を目指します。上野動物園の協力のもと1年生で行っている動物の形態・行動観察では、疑問の 発見、考察、発表といった一連のグループ活動を通した、論理的思考力と自己発信力を育成する本校独自のプログラムとして毎年実施しています。また、4つの実験室には プロジェクターを完備、画像や映像を利用し学びの深化に活用しています。

[ 理科の6年間の学び ]

Ⅰ期(1年・2年)

実験・観察を通して科学に親しみ、現象を論理的に捉えるために必要な基礎力を育成し、科学的な目線で考察する力を養成する。

Ⅱ期(3年・4年)

自然現象に関する疑問について自身の手で解決するための考え方や方法を修得する。

Ⅲ期(5年・6年)

自然現象を、科学的な視点で分析し、論理的に考察する力を養成する。

理科

社会

事実を理解し、知識を正しく利用する力を育てる

1年生(地理)では「世界の中の日本を知ること」を目的に、日本が、世界の中でどのような存在かを知るため、世界地理を中心に学びます。全世界から1カ国(地域)を選び、レポートを作成します。2年生(歴史)では「過去の事実を見つめること」を目的に、日本の歴史を軸に、世界で起きた過去の事実について学びます。歴史上の人物・事件・史跡などからテーマを決め「歴史新聞」を作成します。3年生(公民)では「現代に生きる人として考えること」を軸に日本の政治・経済と国際社会の基本構造について学びます。世界の現状からできることは何かを考え、発信する力を育てます。教室の授業以外にも、夏休み校外学習(中学生希望者)と裁判所見学(3年生希望者)を実施しています。

社会

音楽

想いを表現し相手に伝えようとする心

音楽

音楽では、歌唱、器楽、そして音楽史を取り上げ、授業を行っています。歌唱では、女声2部合唱や合唱コンクールで演奏する曲を中心に、ハーモニーを意識して歌唱することを目指し、曲の持つメッセージを伝えられるよう練習していきます。
器楽では、アルトリコーダーを用いて難易度の高い曲を演奏し、様々な奏法を身につけます。そして音楽史では、生徒自身が作曲家について調べ発表し、あらゆる時代の曲に触れることで、音楽への理解を深めていきます。このような活動を通し、自分が感じたことや思いを表現し相手に伝えようとする心、音楽を愛好する豊かな心を育てていきます。

美術

美術を愛好する感性を養う

美術

美術の特徴としては、基礎の部分を一人ひとり丁寧に指導するということを心がけています。課題は進級するにつれ難易度を上げていき、徐々にステップアップしていけるような課題にしています。他人の良さに気づける感性を持った人間、人の気持ちがわかる人間を育てたいと考えて指導しています。自分の良さだけではなく、友達のいいところなどに気づきやすい課題を考えており、作品ができた段階でお互いに評価したりもしています。学校のいろいろな場所で、同じクラスの作品だけではなく、先輩の作品もたくさん展示しており、来年の課題がイメージできるようにしています。作品のうまい下手というよりも、感性の部分を大事にしたいと思っています。

書写

書くことの楽しさ、創ることの喜び

書写

本校の書写の特色は本来の書写の内容(日常使用する文字を正しく整えて速く書く)に加え、芸術的な要素を含んだ創作活動にも力を入れているというところです。うちわやカレンダーに思い思いの言葉を書き、それに合った色づけをしたり、絵を描いたりして作品を仕上げます。自分の考えをもとに自由な発想で作品作りができるので生徒たちは楽しく生き生きと取り組んでいます。出来上がった作品はどれも個性豊かなものばかりで、文化祭で発表したり校内に展示したりして多くの人に見ていただいています。このような創作活動を通して、書くことの楽しさ、創ることの喜びを感じ、心を豊かに成長させてほしいと思っています。

技術・家庭

さまざまな実習を通して実践的に学ぶ

技術・家庭

中学の技術・家庭では将来自立する日のために必要な知識と技術を学びます。衣食住はもちろん、家族、産業技術、エネルギー、栽培、情報など、生活に関わる分野は広く内容も様々です。「衣生活」では手縫い、ミシン、編み物の基礎、「保育」ではおもちゃ作り、「食生活」では調理実習、「情報」ではコンピュータ実習など、たくさんの実習を経験することで実践的に学びます。また、実習を通して学んだことを裏付ける知識も同時に学び、豊かな生活を営む力を育てます。

保健体育

保健体育

世の中に立ちてかひある人を目指して~実践から理論そして共働~

体育では、さまざまな種目を行います。バレーボールやバスケットボール、サッカーなどの球技は基礎の技術習得から自分たちでゲームを運営できるところまでを目標にしています。水泳や体操も含め、生涯を通じてスポーツに親しむ習慣を身につけて欲しいと考えています。本校の特色でもあるダンスの授業は、基礎の身体の使い方からグループでの作品創りまで行い、曲選びや衣装の製作、タイトルの付け方まで仲間と協力しながら創り上げていきます。体育は楽しみ汗を流すだけでなく、工夫や周囲との協力、自他の安全確保などさまざまなことを学びます。保健の授業では、現代社会に必要とされるグローバルな視点や力を養うべく実践的な内容に組み替えています。中でも 応急手当の実習は学年をまたがり、身近なケガや病気に対する理解や手当から、心肺蘇生に関わる実習までを厚く実施し、命の大切さや自分にできることを行うことで社会の中での役割を考えていきます。学校として推進しているDDP(ディスカッション、 ディベート、プレゼンテーション)の能力を養うため、中学ではSDGs(持続可能な開発目標)の調べ学習からレポートの書き方、プレゼンテーションの仕方を学びます。

伝統文化にふれる

1年で筝曲・礼法、2年で華道、3年で茶道など日本の伝統文化にふれる機会を設けています。女性らしい立ち居振る舞いやマナーを身につけるために、それらの体験実習を通して、単に作法を学ぶだけでなく、日本文化の精神を学び、国際社会でも通用する品格や教養を身につけることを目的としています。日本文化を学ぶことで日本人としての誇りを持ち、国際社会でも堂々と発言できる女性になってもらいたいと願っています。

伝統文化にふれる
伝統文化にふれる

温かな校風と充実した学習サポートに、安心して学校生活をスタート!

生徒一人ひとりの個性が豊かで誰もが明るく楽しく過ごせる。それが十文字の魅力だと思います。生徒集会などのイベントのときには発表者の生徒に「がんばって」と声援を送る姿が見られ、誇らしくなります。たくさんの蔵書がある図書館、広い和室など「ここで学校生活を送りたい!」と思えるような施設が多いのも魅力です。勉強面のサポートも充実しています。十文字ならではの学びに「J-PALM」という生徒の理解度に合わせて数学を学ぶ授業があり、多くの生徒が活用しています。分からなかった箇所は何度も復習し、進度に合わせてテストに臨みます。おかげで1年生の時期に大きくつまずくことなく、授業についていけています。また、数学に限らず、どの授業もテスト後に先生から丁寧なフィードバックを受けられるのも良いところです。

新2年生 Y.Nさん

「ネイティブと話せるレベルの英語力を」。新たな目標が生まれた!

小学生のころから科学者に憧れていたので、理数系に強く、高校に理数特選コースのある十文字へ進学しました。入学して実感したのは、十文字は理系だけでなく英語など文系の学びも充実しているということ。特に「Show and Tell」という英語プログラムが印象深いです。このプログラムではあるテーマに沿って英語でプレゼンテーションを実施。語学力だけでなく「人前で自分の意見を述べる」積極性も養われました。これを機に海外で通用するレベルまで英語力を高めたいと思うようになりました。3年生での海外研修を、今からとても楽しみにしています。皆さんもぜひ十文字で自分の世界を広げ、いろいろなことに挑戦してみてください。

新3年生 S.Sさん

諦めずに挑戦し続ける姿勢で、「弱み」を「強み」へと変えられた!

十文字の良さは、さまざまな興味関心を持った生徒たちが交流を通して互いを高め合えるところ、何でも挑戦できる環境にあります。1年生のころから英語が苦手で、暗記はともかく自分で文章を考えて話すことに難しさを感じていました。ですが、3年間必死で努力し、中学生活最後のスピーチコンテストで1位を獲得。あの喜びは忘れられません。高校では理数特選コースに進みます。本来は文系科目の方が得意ですが、再生医療や薬学に興味があるため、高校では生物や化学を中心に学んでいきます。また、部活動との両立も目標の1つです。高校生として後輩の見本となれるよう、いっそう自分を高めていきたいです。

新4年生 S.Mさん