十文字中学・高等学校
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2828健全な人間関係を築き、自己肯定感を高めるための取り組み実践コミュニケーション研究所トレーナー 西田弘次さん実践コミュニケーション研究所トレーナー 西田弘次さん学年末には多くの生徒が、皆勤・精勤で表彰されます。個人が活躍する場の多い十文字では、学校が大好きな生徒が多く、欠席や遅刻が非常に少ないのも特徴です。それは、自治部や部活動、クラス係などの生徒個人が輝ける場所があちらこちらにちりばめられているからです。皆勤賞・精勤賞月に1回、中学と高校それぞれで朝の時間を使って表彰伝達が行われます。表彰伝達では、学校の部活動に限らず、外部で行っている文化活動や検定、スピーチコンテストなどで好成績を残した生徒が、校長から直接、賞状やメダル、トロフィーを受け取ります。生徒にとっては日々の積み重ねが全生徒の前で表彰されるため、大きな自信となり、次への飛躍にも繋がっていきます。表彰伝達十文字では、友人関係の固定化を防ぐために、Ⅰ期である中学1年、2年の春は席替えを3日に1回行います。その理由は、環境の変化とともに女子生徒が最も不安に感じることの一つに友人関係が挙げられるからです。そのため、相手をよく知ることで、お互いの持つ良さを理解して欲しいという観点から、頻繁に席替えをします。学年やクラスの親睦を深める校外学習、遠足の時期からその頻度を少しずつ減らしていきます。席替えオリエンテーション十文字では、全学年で年度初めに実施されるオリエンテーションを重視しています。特に新入生の場合、人間関係も含めて未知の環境に対する不安もあるでしょう。そうした不安を払拭するために、健全な人間関係を構築するしくみが十文字にはあります。礼法により人間関係の基本を身につけるだけではなく、実践コミュニケーション講座を設け、充分に身体を動かしながらコミュニケーション・ワークショップを行うことにより、新しい友達や仲間を抵抗なく作れるようにしています。また、この期間に学年目標を確認したり、新しい仲間と交流を深めたり、学年に応じた学習ガイダンスを行ったりします。それにより、新学年に向けて生徒それぞれが新しい気持ちでスムーズな一歩を踏み出すことができるのです。生徒会活動「生徒一人ひとりが責任を持って意見を述べ、その意見がよりよい学校作りに反映される」、十文字にはそんな環境が整っています。総務部・文化部・新聞部・放送部・図書部・体育部・整美部・保健部の8つの自治部が、活発に活動しています。また、各クラスの代表委員によって構成される代表委員会が、生徒一人ひとりの意見を吸い上げる役割を果たしています。その中で全体に関わる問題については、各部の部長によって構成される中央委員会で話し合います。これまで、生徒用カバン・コート・靴下・校章バッジなどが、生徒会での話し合いの結果、改善されてきました。登下校中のマナーや校内の美化にも、継続的に取り組んでいます。また、中学と高校の交流もさかんで、互いに協力しあいながら活動しています。生徒が自ら問題に取り組み、試行錯誤を繰り返しながら解決を目指す。そして、生徒自身がやりがいや達成感を持って、さらに高い目標を立てる。それが十文字の生徒会活動の良さです。最近では、ボランティア活動を通しての国際貢献も行いました。8:45第1時限12:15昼休み8:15登校8:20朝礼・自彊術体操JUMONJILIFE自律した女性を育てるための規則正しい生活習慣

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