3年間の集大成に向け、発信力の向上へstudentʼsvoice新4年生S.Mさん十文字の学び11十文字の良さは、さまざまな興味関心を持った生徒たちが交流を通して互いを高め合えるところ、何でも挑戦できる環境にあります。1年生のころから英語が苦手で、暗記はともかく自分で文章を考えて話すことに難しさを感じていました。ですが、3年間必死で努力し、中学生活最後のスピーチコンテストで1位を獲得。あの喜びは忘れられません。高校では理数特選コースに進みます。本来は文系科目の方が得意ですが、再生医療や薬学に興味があるため、高校では生物や化学を中心に学んでいきます。また、部活動との両立も目標の1つです。高校生として後輩の見本となれるよう、いっそう自分を高めていきたいです。国際的な視野を広げるプログラムの1つが中学3年次に行う海外研修です。約10日間、オーストラリアのブリスベン周辺の家庭にホームステイをしながら、現地の学校で学ぶこの研修には、希望制にも関わらず学年の約9割の生徒が参加します。そしてこの研修に刺激を受け、さらなる挑戦をする生徒も。意欲的な生徒の海外留学等を支援するため、2週間のホームステイ、3ヶ月のターム留学、1年間の留学など、豊富な海外留学プログラムを用意しています。参加した生徒は、オーストラリアの提携校やアメリカで学びを深め、帰国後英検準1級取得などの成果を出しています。中学3年の数学で行われるポスターセッション。2022年度のお題は「身近な疑問!データで解明!」でした。生徒たちは事前の授業で、「1日のスマホの利用時間と視力に関係はあるのか?」「足が大きい人は身長も高いのか?」「部活の日数と成績は関係あるのか?」など、中学生ならではの目線でグループごとにテーマを設定、解析を行ってきました。そして当日は、同級生や先生に向けて発表。聞く側もどんな質問をしようか?と、お互いのことを考えながら発信をしていました。ポスター作成では、データを集めるために企業のホームページを参考にしたり、十文字生にアンケートをとったり、データ解析の手法を研究するなど、さまざまな方法を利用していました。オーストラリア海外研修将来に向けて応用力を身に付ける学びを発信する数学ポスターセッション中学3年生
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