十文字中学・高等学校
32/62

JUMONJI 32鈴木先生:入学前のお忙しい時期と思いますが、本日はありがとうございます。早速ですが、十文字の6年間で、思い出や印象に残ったことを教えて下さい。村上さん:朝の自彊術体操と、学校の設備・施設のきれいさは印象的です。特に思い出深いのは修学旅行です。きれいなところもたくさん見ましたが、ひめゆりの塔など、戦争跡地の方が鮮明に記憶に残っています。酒井さん:中3のオーストラリア研修です。約40人ずつシティポイントとカンタベリーの2か所に分かれて研修を受けました。私はシティポイントでした。吉本さん:大惨敗した運動会です。悔しいというより、あまりにひどかったので、笑ってしまいました。鈴木:相当ひどい負け方だったので記憶に残ってしまったのですね。鈴木:吉本さんは高知大の医学部医学科、酒井さんは筑波大の理工学群、村上さんは千葉大の園芸学部に進むわけですが、志望校決定の過程と、思い描く将来についてお話を頂けますか。吉本:人の役に立ちたいと考えていたのですが、最も社会や人の役に立てるのは医師だと思い立ちました。自分の夢が叶えられる上に学費負担が軽いので、大変感謝しています。現代は貧富の差が拡大し、貧しさから医師にかかれない人もいます。その人たちを救う医療に貢献したいと思います。鈴木:いつ頃その気持ちが明確になったのですか。吉本:高3の初めは漠然としていましたが、夏休みに自分で勉強する中で、その気持ちが強くなってきました。鈴木:勉強しながら「こうでありたい」という気持ちを固めたわけですね。では酒井さんはどうですか。酒井:はじめは文系の研究を志望していましたが、中3の頃、社会が苦手なことと、偶然調べた機械のことに興味を持ったことから、方向転換しました。勉強でもスポーツでも人が物事を継続するのは大変なことですが、その困難を軽減できるような機械を作りたいと思っています。鈴木:本好きなことは知っていましたが、いろいろ考えた上での決断だったのですね。では村上さんはどうですか。村上:やりたいことはたくさんありましたが、志望校を選ぶうちに、千葉大の「ランドスケープ」という考え方に出会い、とても興味を持ちました。緑地をテーマに、工業化・近代化が進む中での緑地のあり方を研究するのですが、「緑を絶やさない」ことに自分の力を生かしたいと思います。鈴木:「ランドスケープ」というキーワードがあったのですね。鈴木:皆さん見事に難関国立大学の合格を勝ち取られたわけですが、受験勉強での得意科目や不得意科目、そして不得意科目の対処法、また、失敗談や反省などがあれば教えて下さい。村上:努力が実ったのは英語でした。鈴木:もともと英語が好きだったのですか。村上:そうではないのですが、勉強するうちに面白くなりましたので、自分に合った科目と思っています。鈴木:理科はどうですか。村上:楽しかったので続けられましたが、難しかったので大好きとまでは言えません。鈴木:楽しかったから頑張れたということですね。酒井:中学の時「数学ガール」という本を読み、数学に興味を持ちました。鈴木:興味を持ってやっているうちに面白くなり、最後までやり切れたということですね。理科はどうですか。新大学生OG Interview村上萌さん:千葉大学園芸学部進学 吉本数波さん:高知大学医学部医学科進学 酒井茉緒さん:筑波大学理工学群進学【聞き手】鈴木紀彦(高校担任、進路指導部進学係長、数学科主任)

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る